会社概要
- 社名
- 株式会社MES
- 事業内容
- 製造業向け業務改善支援サービス
製造業向けシステムの販売、導入支援
(潟eィーピクス研究所登録システムインテグレータ)
- 代表者
- 村上 浩一
- 所在地
- 〒370-2343
群馬県富岡市七日市683-2
- 設立
- 2011年
- 取引銀行
- みずほ銀行
しののめ信用金庫
代表 ごあいさつ
私は、実家が機械加工の町工場を経営していましたので、そこで働く祖父や父、親戚の人たちの
背中を見て育ちました。
いわゆる下請け加工屋で、得意先の景気の良し悪しに振り回されながら、
他社に仕事を取られないために、加工設備の更新も進めていかなければなりません。
そんな様子を見ながら
「どうしたら、上手に工場をやっていけるのだろうか」
漠然とそんなことを考えて少年時代を過ごしました。
大学は、機械工学科に進むことを当然のことのように考えていた親に黙って
一校だけは経営工学科を受験し、結局そこに進学しました。
生産管理の研究室に所属し、卒業後もメーカーの生産管理部門に配属されましたから
学生時代からずっと生産管理に携わってきたことになります。
社会に出て後は、上場製造業、実家の中小製造業、生産管理システムのパッケージベンダー
(ティーピクス研究所)で経験を積んできましたが、
その過程で「よりよい”ものづくり” ”工場づくり”を通して世の中の役に立ちたい」という
考えを強く持つようになりました。
ティーピクス研究所勤務以後は、より多くの製造業とそこでの生産管理業務に関わっていますが、
残念ながら、中小製造業を中心に、しっかりとした生産管理の業務体系を作り上げている工場は、
そう多いとは言えません。
多品種少量生産、低コストが当然の昨今の環境下では、情報武装による ものづくりの効率化は
欠かせないものですが、成り行き管理、出たとこ勝負的な作業の進め方が幅を利かせて、
業務効率が上がらない工場も多く目にしてきました。
特に生産管理システムの導入稼働では、しっかりとした成果を出せない事例が数多い状況です。
そこで、自分自身の考えと、これまでの経験、知識、技術を活かして、
成果に結びつく生産管理の業務改善のお手伝いをすることで、
より多くの工場でしっかりとした生産管理体系を実現させて、
さらにそれに関わる人材育成に携わっていきたいと考えています。
生産管理面で問題を抱える工場の多くは、
@業態にふさわしい生産計画をしっかり立案運用できていない
A計画に対する実行状況を把握できていない
B生産計画・生産実績をはじめとしたの状況の「見える化」ができていない
といった問題にメスを入れることで、携わる人の業務を改善し、効果をあげることができます。
一方で、生産管理業務は工場毎に独自のルールが多い分野であり、改善に取り組む際の壁となり得ます。
特に中小製造業での取り組みは、人材面の問題から、独力で高い成果を上げることが
難しいケースが多いです。
業務改善においては「独自の業務ルールをどうするべきか」について客観的に
考えられなければなりません。
さらに、生産管理業務はコンピュータシステムの力を借りる場面が多くあります。
コンピュータシステム面で、「何を」「どのように」利用するのかという、
業務とコンピュータシステム利用のすり合わせを行う能力を求められますが、これも難しい課題です。
もし、社内にそういった人材がいたとしても、貴重な人材には、なすべき多くの課題、業務が
集中するはずですから、忙しさのせいで、かえって取り組みが進まないことも多いようです。
外部の協力を仰ぐ場合であっても、多くの場面でこれらに携わるシステムインテグレータ
(システム業者)には、工場独自のルールに対して、こういったすり合わせの場面で、
実力を持って問題を解決し得る人材が非常に少ない状況です。
仮に、相応な人材にめぐり会えたとしても、費用面において中小規模の製造業では障害となります。
こういったことから、多くのシステムインテグレータは、システム寄りの支援や
コンサルティングに終始し、支援が業務改善にまで踏み込めずに、不徹底なまま終了してしまうことが
多いのが実情です。
そして、結果的に実務面での様々な対応は顧客工場側が一方的に担うため、
担当者の重荷になってしまい、成果を出すまでに時間を要したり、取り組みを断念して、
中途半端な成果やあるいは失敗に終わってしまいます。
私は、多くの工場でこのような状況を目の当たりにしてきました。
さらには、私自身が過去に中小製造業のなかで経験したことでもあります。
工場の生産管理業務や生産管理システムの内容について、より深く知り、経験を重ねるなかで
私は、しっかりと成果を出すことを請け負えるサービスを、中小製造業にとって
値頃感のある料金体系で事業化したいと考えるに至りました。
弊社がおすすめする「生産管理システム TPiCS-X」は、他のパッケージ型生産管理システムと比較して
非常に優れた生産管理システムであると思います。
しかしながら、システムを購入しさえすれば、工場の生産管理業務が改善されるということは、
決してありません。
成果を出すためには、業務の仕組みの見直しまでを含んだ、相応の取り組みが必要です。
弊社は、取り組みへの努力とその成果によって得る喜びを、お客様と共有していきたいと思います。
代表 プロフィール
村上 浩一(むらかみ こういち)
群馬県生まれ 49歳(妻と長男の3人家族)
株式会社MES 代表 プランナー
中小企業診断士
1995年 事務機器、建築工具等製造の上場メーカー勤務
生産管理部計画課
製販業務、生産計画立案・調整・実施、MRPシステムのマスター管理等の業務に従事
2000年 油圧機器、自動車、タービン、ATM等の部品製造業勤務
生産企画室長、製造部長
取引先窓口業務、生産管理業務を中心に担当・統括
その後、製造管理業務、工程設計、工程改善業務に従事
その他切削加工のNCプログラミング等の生産技術業務にも従事
(生産管理システムTPiCS-Xに出会い、自社へのシステム導入を中心的に担当する)
2006年 株式会社ティーピクス研究所勤務
サポートセンター配属
研修会講師、ユーザーへの導入支援、販売代理店への営業支援等に従事
2011年 株式会社MES設立 代表就任